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SONY ポータブルラジオレコーダー ICZ-R110 レビュー

ICZ-R110

 

項目 5点評価 短評
デザイン 5 不満無し
録音機能 4 幅広い設定が可能
再生機能 2 エフェクト機能に難あり
その他の機能 4 必要な機能は揃っている
音質 3 イヤホンで聞くと低音寄り
受信感度 3 普通、だと思います
コスパ 3.5 ラジオ録音が必要な人なら買い

 

ICZ-R110を買った理由

深夜ラジオを録音して空いた時間に聴いています。

これまではSANYOの「ICR-RS110M」というラジオを8年間使っていました。

ICR-RS110M ボタン押しすぎて消えかかっている

特に不満もなく使っていたのですが、最近になって調子がおかしくなりはじめたので、買い替えることにしました。

用途は深夜ラジオの録音と再生。

絶対に必要な機能としては、

  • 録音は曜日別でできること
  • できるだけ細かいスキップ機能
  • 再生速度の変更
  • 携帯するので据え置き型はダメ

です。

そこで今回買ったのがコレ

ICZ-R110

SONYのポータブルラジオレコーダー「ICZ-R110」です。

最大外形寸法 本体 約47.0mm×112.6mm×13.7mm
クレードル 約134.0mm×67.5mm×74mm
質量(電池含むg) 本体 約84g
クレードル 約262g(電池含まず)
再生形式(リニアPCM) LPCM 44.1kHz/16bit
再生形式(その他) MP3/WMA /AAC
内蔵メモリー 16GB
対応外部メモリー microSDHC
最大録音時間 LPCM 44.1kHz/16bit 24時間20分
MP3 192kbps 178時間
MP3 128kbps 268時間
MP3 48kbps(モノラル) 715時間
MP3記録曲数/時間 4,020曲 268時間
マイク録音時 LPCM 44.1kHz/16bit 約16時間
MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約19時間
ラジオ録音時 FMラジオ録音スピーカーモニター時:MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約4時間
AMラジオ録音スピーカーモニター時:MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約5時間
ヘッドホンモニター時:MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約11時
再生時(本体スピーカー) ファイル再生時:約6時間
FMラジオ受信時:約4時間
AMラジオ受信時:約5時
再生時(ヘッドホン) ファイル再生時:LPCM 44.1kHz/16bit 約19時間
ファイル再生時:MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約22時間
FM/AMラジオ受信時:約11時

ネットで調べた限り、必要としている機能はそろっている様子。

しかも、以前使っていたICR-RS110Mと品番も似ている。

もうこれしかない、ってなりました。

内容物は以下の通り。

  • 本体
  • クレードル
  • ヘッドホン
  • ACアダプター
  • AM用ループアンテナ
  • FM用アンテナ
  • USB Micro-Bケーブル
  • 取扱説明書
  • 保証書

デザイン

ICZ-R110とても良くまとまったデザインです。

正面のボタン類は出っ張りが極力抑えられていて、ほぼフラット。

電源スイッチはスライド式で、鞄に入れていたらいつの間にかONになっていた、という事は無さそう。

それでも気になる場合はホールドをすればOK。

音量ボタンは少し出ています。

小さいけどちゃんと押せます。

裏面は何もなく完全にフラット。

クレードルは適度な重さがあり、簡単に倒れるようなことはないと思えます。

音質は、可もなく不可もなく。

本体をセットするとこんな感じ。

初期設定

初期設定もかんたんスタートガイドに沿って行うだけ。

ラジオの受信も、初期設定中に使う地域を選ぶだけで簡単に設定完了。

初期設定で迷うことは無いと思えます。

ラジオの受信感度に関しては条件によって違うだろうから確実なことは言えませんが、これまで使っていたICR-RS110Mとほぼ同じに思えます。

初期設定が済んだら、次は最も重要な録音機能の確認。

録音機能はどうなのか?

一番重要な録音機能を試しました。

タイマー録音

  1. 予約ボタンを押す
  2. 予約のメニューが出るので録音予約を選択
  3. 日時の指定 1回のみ、曜日指定、毎日が選択できる
  4. 曜日の選択 複数選択も可能
  5. 開始時間と終了時間を設定
  6. 音源を選択 AM、FM、オーディオ入力から。
  7. 放送局を選択
  8. 録音先フォルダを選択 自動分類にすると放送局名のフォルダを生成する、手動選択にすると任意のフォルダに録音する
  9. 録音モードの選択 192Kbps、128Kbps、48Kbpsから
  10. 最終的な確認画面 確認して完了

録音予約の件数は20件まで、23時間59分以内の録音に限るようです。

このタイマー録音、一見すると何も困ることが無いように思えますが、ただ1つだけちょっと困ることが。

それは録音先フォルダの選択です。

ラジオ本体ではフォルダを作ることが出来ないので、フォルダが用意されていない場合は自動分類をするしかないです。

自動分類すると録音設定した放送局名のフォルダを作ってそこに録音ファイルを置きます。

使えないという事は無いですが「番組名でフォルダを分けたい」や「ジャンルでフォルダを分けたい」という事はラジオ本体のみでは出来ません。

自分でフォルダを作るためには、ラジオ本体をパソコンへ接続し、エクスプローラーで新しいフォルダを作る必要があります。

フォルダ構造は説明書に載っているので、作業自体は難しいことは無いのですが、ちょっと面倒ですね。

ちなみに、フォルダには漢字も使えます。

フォルダを作った場合は、録音先フォルダの選択時に手動選択にしてフォルダを選ぶだけ。

これで、例えば番組名のフォルダに録音するということも可能になります。

本体でフォルダを作ることが出来ないのはちょっと不便ですが、頻繁に作る物でもないので、そこまで気にすることは無いですかね。

それ以外に機能的な問題は個人的には感じないので、思う通りの録音が可能です。

NHKラジオの語学番組も件数以内なら充分に対応可能ではないでしょうか。

マイク録音

マイク録音機能はあまり使わないのですが、試しにジャケットの胸ポケットに入れて録音してみました。

環境音や音声をちゃんと聞き取れるレベルで録音されていたので、問題ないように思えます。

録音中は画面に録音レベルガイドが表示され、入力レベルが適正かわかるようになっています。

また、録音中にヘッドホンを使用すると録音音声をモニタすることが出来ます。

録音シーンの設定として、

  • オフ
  • おまかせ
  • 会議
  • 講演
  • ボイスメモ
  • インタビュー
  • 歌・音楽
  • Myシーン1
  • Myシーン2

があります。

Myシーンは自分で設定を登録して使うようです。

VOR

VORとはVoice Operated Recordingの事で、ある大きさ以上の音をマイクが拾うと自動的に録音が始まります。

音が小さくなると録音は停止されます。

無音が長く続く場合は容量の節約になりますね。

外部のマイク、携帯電話、オーディオ機器からの録音も可能です。

録音機能の良いところ

件数以内ならあらゆるタイマー録音に対応可能

録音機能の悪いところ

ラジオ本体で任意のフォルダを作れない

再生機能はどうなのか?

ラジオ放送や録音した番組を再生するにはホームメニューから選択します。

AM、FMは選択するだけで放送中の番組が再生されます。

録音を再生するときはフォルダからファイルを選択します。

主な再生機能として

  • イージーサーチ
  • デジタルピッチコントロール(DPC)
  • A-Bリピート再生

があります。

イージーサーチ

イージーサーチは設定した時間の送りや戻しが出来る機能です。

送りは

  • 5秒
  • 10秒
  • 30秒
  • 1分
  • 5分
  • 10分

が設定可能。

戻しは

  • 1秒
  • 3秒
  • 5秒
  • 10秒
  • 30秒
  • 1分
  • 5分
  • 10分

が設定可能。

イージーサーチ機能をONにすると早送りと早戻しのボタンに割り当てられます。

送りと戻しに違う設定をできることがちょっと嬉しいですね。

送りを長めにして戻しで小刻みに戻すなんて事も可能。

デジタルピッチコントロール(DPC)

再生速度を0.5倍から2.0倍の範囲で変更することが出来ます。

0.5から1.0倍までは0.05の間隔、1.0から2.0倍は0.1の間隔で設定できます。

再生速度を変更してもそれほど不自然にはならないので、とても使える機能ですね。

A-Bリピート再生

2か所を選択してその間だけを連続再生することが出来ます。

この辺の機能はとても便利ですね。

イージーサーチとDPCはかなり細かく設定可能なので、うれしい限りです。

それからDPCで再生速度を変更してもそこまで不自然にはならないので、扱いやすいです。

A-Bリピート再生も語学番組のシャドーイングとかで使えるんじゃないでしょうか。

エフェクト機能

非常に残念なのはエフェクト機能。

エフェクト機能とは、再生音声の音質を少し変える機能です。

  • オフ
  • ポップス
  • ロック
  • ジャズ
  • ベース1
  • ベース2
  • カスタム

から選べます。

カスタムを選ぶとさらに細かくなり、

  • 100Hz
  • 300Hz
  • 1KHz
  • 3KHz
  • 10KHz

の5種類の周波数を-3から+3の間で設定出来るようになります。

エフェクトというかイコライザですね。

自分好みの音質に変えることの出来るとても良い機能のように思えますが、決定的な弱点として

「エフェクト機能は音楽ファイル、ポッドキャストファイルの再生時のみ有効です。録音したファイルの再生時は、エフェクト機能は無効になります」

という事。

つまり、ラジオの録音再生には全く効果がないという事です。

個人的にはこのラジオの音質はちょっと低音よりに感じるので、音声を聞き取りやすくするために低音を下げて中音を上げたいのですが、出来ません。

録音ファイルはデフォルトのまま聴くしかないです。

どうしてもエフェクトを効かせたい場合は、録音ファイルを音楽用のフォルダへ移動させて、音楽ファイルとして再生させればエフェクトは効きますが……

ハッキリ言って面倒。

エフェクト機能は録音再生には無効というのは、ちょっと残念ですね。

再生機能の良いところ

必要な機能は揃っているし、細かな設定も可能

再生機能の悪いところ

録音ファイルの再生にはエフェクト機能が効かない

編集機能

編集機能として

  • ファイル消去
  • フォルダ内消去
  • ファイルを別のフォルダへ移動
  • ファイルのコピー
  • トラックマーク
  • ファイル分割
  • ファイルを保護する

があります。

トラックマークとは、再生時の頭出しが出来る機能です。

録音、再生、一時停止中にトラックマークボタンを押すとその場所が登録されます。

その後、トラックマークを押したファイルを停止中に早戻し、早送りボタンを押すとトラックマークへ飛ぶ事ができます。

保護されているファイルにはトラックマークを使用することはできない用です。

ファイル分割は、文字通り1つのファイルを2つに分割します。

トラックマークを打った場所で分割することもできるようです。

個人的に気になった機能

スピーカー出力設定

このラジオには小さなスピーカーが付いています。

ヘッドホンを差し込むとヘッドホン優先になって、スピーカーは自動的にOFFになります。

設定は

  • 自動(ヘッドホン優先)
  • スピーカー固定

の2つ。

スピーカー常時OFFはできません。

クレードル使用時も同じです。

バックライト

オンオフしかないです。

強弱の設定はありません。

タイマー機能

タイマー機能としては

  • オンタイマー
  • スリープタイマー

があります。

オンタイマーは

  • 日時指定(タイマー録音と同じ)
  • 開始と終了の時刻設定
  • 音源選択
  • 予約確認

です。

スリープタイマーは

  • 15分
  • 30分
  • 60分
  • 90分
  • 120分

から設定可能。

ラジオ聴きながら眠ることもできますね。

オートパワーオフ

再生、録音、受信、外部入力などを行っていない状態で任意の時間がたつと自動的にOFFになる機能です。

  • 5分
  • 10分
  • 30分
  • 60分

で設定可能。

操作音

ボタンを押したときに確認の音が出る機能です。

オン、オフ出来ます。

パソコン用ソフトウェア Sound Organizer

ラジオ本体をパソコンに接続する時は付属のUSB Micro-Bケーブルを使います。

本体のフォルダ内にSound Organizerインストーラーがあるのでそこからインストールします。

このソフトではファイルのやり取り、編集再生、ディスクの作成、メール送信などが出来ます。

結論

必要な機能はそろっているし、設定の幅もあります。

ラジオの録音再生ならば、ほとんどのケースに対応可能じゃないでしょうか。

普通に放送を録音して楽しむも良いし、語学学習にも使えると思います。

エフェクト機能だけは本当に残念ですけど、それ以外に大きな不満は無し。

ICZ-R110、買って良かったと思っています。

 

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