スポンサーリンク

塗装ブースの自作

塗装ブースを作ろう

最近プラモ熱が急上昇。
そのおかげで、塗装不可避になってきました。
なので、昔に使っていた道具を引っ張り出したのですが……ちょっと問題発生。
エアブラシはクレオスのダブルアクションで0.3mmと0.5mm。
コンプレッサーは同じクレオスのリニアコンプレッサーのL5。
塗装ブースも同じクレオスの塗装ブース。
クレオスで統一。
これで何が問題かって、塗装ブースがかなり心許ないんです。
久しぶりに塗装一式を引っ張り出してきて試しに動かしてみたけど、コンプレッサーとエアブラシは問題なしでも、塗装ブースだけは相変わらずの弱さ。
まあ、買った当時から吸引力が弱いと感じていたけど……
というわけで、新しい塗装ブースを手に入れることが急務になりました。
そしてちょいと調べた結果、なぜか、今回は既製品を買わないで自分で作ってみようじゃないか、となった次第です。


コンセプト

常設するわけではないので、移動可能な塗装ブースの目指します。
長期間使わない場合も考えで、分解可能で限りコンパクトに、押し入れに収納できるように。
エアブラシ塗装の用途で、缶スプレーまでは考えない。
そして重要なことですが、安価に抑える!
以上のコンセプトを元に作ります。


購入した物

ネットで情報を集めて購入した製品は以下の通り。

  • 換気扇 Panasonic FY-24BM6K 5822円
  • 電源コード 三菱 P-250DC 888円
  • MDF材 ダイソー 3004006mm 110円*7枚
  • 排気用のアルミダクト100φmm 748円
  • L字金具、ネジナットワッシャー類、その他小物 合計 1457円

材料費は合計で税込み9685円
工具類は含まないで、なんとか1万円以下に抑えることに成功。
追加費用発生しませんように。

換気扇 Panasonic FY-24BM6K

まずは今回購入した換気扇を見てみます。
PanasonicのFY-24BM6Kという埋め込み型のタイプ。


シロッコファンでルーバー別売りです。
この換気扇を塗装ブースに使っているケースが多いようなのでこれにしてみました。
で、実物ですが、結構でかいです。

黒い枠で約28cmある

約28cm四方で重量も3.5キロある。
これは……結構大きいですね。
大きいということは換気も強力だろうからいいんですけどね。

電源コード 三菱 P-250DC

上記の換気扇を使うには、別売りの電源コードが必要です。
対応品はいくつかあるのですが、今回は三菱のP-250DCにしました。
これを選んだ理由は、単純に2.5mというコード長だけです。
使い方は非常に簡単で、ただ差し込むだけ。

あとは電源コードをコンセントへ差し込むと換気扇が回り始めます。
換気扇本体にスイッチみたいなものはないので、スイッチをつけたい場合は、例えばスイッチ付きのコードを繋げる必要がありますね。

MDF材

ブース用のMDF材は100円ショップのダイソーで購入。

これを7枚

30cm*40cm*6mmを7枚。
安くて助かります。

排気ダクト

排気は近所のホームセンターで購入したアルミダクトを使います。

指を切らないように両端にガムテープ

直径は10φcm。
塩ビのパイプも考えたのですが、自由度が低く常設向きではないかと思い、アルミにしました。
このほうが安いですしね。

その他いろいろ

L字の金具、ネジ、ナット、ワッシャー、排気口用の網、マスキングテープなど。


自作開始

まず、MDF材を箱組します。
コンセプトの通り、分解できるようにするために釘や接着剤は使わない。
なのでL字金具とネジとワッシャーでブースを組みます。
それから、負圧室のための仕切りをブース内に斜めに設置します。

DIYに不慣れな上、設計図も無しで作っているから小さな隙間ができたりしましたが、問題なし。
その程度の隙間は最終的にはマスキングテープで塞ぐつもりです。
換気扇は上に取り付ける予定なので、これで排気側が負圧になるはず……なんて偉そうに言ってますけど、実際にどうなるかは試してみないと判りません。
まあ、ダメだったら後で位置を変えればいいだけです。

次に天井板に換気扇のための穴を開けます。
自在錐と電動ドリルで直径約13cm。
ちなみに天井のMDF材は1枚だと換気扇の重さに耐えられるかわからなかったので2枚重ねです。
つまり、2枚に穴を開けました。
で、ネジのための穴もあけて換気扇を取り付けたあと、100均の金網を取り付けます。

フィルターは磁石で金網に固定する

この金網に磁石でフィルターを付けます。
磁石なら交換も簡単ですね。

あとは換気扇をブース上にのせて、実際に使うときはマスキングテープで固定。
これに排気用のアルミダクトを取り付け。
100φmmで入るけど、ピッタリではないので、これもテープで固定する必要アリ。


自作塗装ブース完成

というわけで完成です!

ダクトつけていません

どうでしょうか。
これがDIY初心者が設計図無しで作った、9685円の塗装ブースです。
特徴は何といっても、釘や接着剤は不使用なので分解可能であること。
長期間使う予定がなかったり、他のことのためにスペースの確保が必要になったり、なんとなく邪魔だなぁ、なんて場合でも、分解して押し入れの奥にしまってスッキリさせることが可能です。
見た目はちょっとアレかもしれませんが、機能としては要件を満たしてくれているので、あとはとにかく吸ってくれれば問題なし。
というわけでさっそく試してみます。


実際に使用

換気能力は文句無し

定番のプラスチックスプーンで試し吹き。
エアブラシを使う事が久しぶりなので多少手間取りながらでしたが、肝心の換気に関しては文句なしの出来でした。
スプーンを数本塗装したくらいでは、室内にシンナー臭は一切無し。
ブースの隣でスプーンを乾燥させていたんですけど、それでも何も臭わなかったので、換気の能力は文句なしです。
例えば、クリーニングボトルに溶剤を吐き出しているときでも、ボトルから漏れてくる溶剤のミストが流れるように吸い込まれていくのが見えますね。
換気面に関しては完璧。

騒音はそれなりに

この換気扇の騒音レベルは、取扱説明書によれば約38dBらしいですけど、感覚としては見た目より小さい感じです。
ですが、コンプレッサーのL5と合わせると、やはりそれなりの騒音になってしまいますね。
騒音にかなり気を使わなければならない環境での使用はちょっと難しいかも。
ただ、普通の換気扇レベルなので、大概はOKだと思います。

結果:満足

というわけで今回の自作塗装ブース、要件は満たせたし、効果も充分なので個人的には満足です。
最近はベランダでスプレーの水性クリアーをサッとかけるだけだったのですが、これからはもうちょっとマシな塗装ができそう。
あとは壊れないことを祈りつつ、快適な模型ライフを楽しむ予定。


スポンサーリンク