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オーディオテクニカ ヘッドフォン ATH-A500Z レビュー

K550の終焉

AKGの「K550」というヘッドフォンを使っていたのですが、ヘッドパッドが酷いことになっています。

このありさま

ずいぶん前にイヤーパッドがダメになったんで取り替え済みなんですけど、ヘッドパッドも同じような素材なんで、こうなるのは当たり前。
調べたら互換品はあるから交換かな、とも思ったんですが、これを機に新しいヘッドフォンが欲しくなってしまいました。


ATH-A500Z購入!

というわけで今回、オーディオテクニカのヘッドフォン「ATH-A500Z」購入。
購入店はヨドバシドットコムで、価格は11100円+ポイント10%(2021年4月)。
シリーズ名は「アートモニター」 直訳すると「芸術/監視」 密閉型で53mmドライバーを搭載したオーバーイヤーのヘッドフォンです。

音圧100dB/mW
帯域5~34000Hz
最大入力1000mW
インピーダンス40Ω
重さ300g
コード3.0m

値段はK550のほうが高かったけど、どうなんでしょうかね?


外観 とても良いが欠点あり

ハウジング

デザインで、真っ先に目に入ってくるのは高級感あるピアノブラックのハウジング。
シンプルで丸みがあり、そしてツヤツヤでとってもかっこいい。
このヘッドフォンを選んだ一番の理由がこのハウジングです!

いやほんと、個人的に最高にかっこいいと思います。
ピアノブラック最高。
唯一の欠点は指紋が目立つこと。
これは宿命ですね。
うかつに触れんです。


ヘッドバンド

次に特徴的なのは、ヘッドバンド。
頭頂部に何も接触しないよう工夫されており、バンドの代わりに頭を支える不思議な機構が備わっています。

「3D方式ウイングサポート」と呼ぶそうな。
そこそこフレキシブルに可動するようになっています。
ウイングサポート部分はすべてプラスチック製で、軽量かつ柔軟性はありそうですが、耐久力はどうでしょうか。

付け根

個人的には、普通に使っているだけならば破損することは滅多に無いと思うのですが……
あまり無理な角度に曲げないよう、保管には気を付けることにします。


イヤーパッド

イヤーパッドはこんな感じ。

普通ですね。 特に問題はなさそうです。


プラグ

プラグ部分も普通です。 標準プラグ付属。


K550はここのデザインが凝っているんですよ。

K550

この差はお値段なのか、それとも美意識なのか。


ケーブル

それでケーブルなんですが、これがかなりの難物。

これで普通

とにかく癖が強い。
公式サイトには「絡みにくい高弾性エラストマーシース片出しコード」と書かれています。
エラストマーシースだかなんだか知りませんが、非常に扱いにくい!
音質に有利なのかもしれないけど、物理的には最悪ですね。
箱に収められていた状態の癖が強すぎて、どうしてもクルンクルンします。
ストレートになることは、絶対に無い! と断言できるくらい。
そんな癖の強いケーブルが、なんと3mも。
長すぎないっすかね?
もうどうにもならないのでテープで束ねて使うことにしました。

というわけで、外観は概ね気に入っています……ケーブル以外はね。


装着感 問題なし

ヘッドフォンは装着感が大事。
痛くなるヘッドフォンは論外です。
いくら音質が良くても、痛みが伴うんじゃ使えない。
ということで頭囲が約59.5cmの自分がつけてみたところ、 特に問題はありませんでした。

まず、当たり前ですが、頭頂部が痛くなることはない。
そもそもヘッドバンドが無いですからね。
自分はちょっと頭頂がとんがり気味なんで、この構造はありがたい。

その代わりの3Dウイングサポートですが、これも問題なし。
程よい力加減で支えてくれます。

イヤーパッドの厚さもそれなりにあり、耳が痛くなることもない。
蒸れるのは……しょうがないですね。

ということで、装着感はOKなので一安心。


音質 中音域メインのバランスタイプ

使用環境はTEACのアンプ「AI-301DA」です。
PCとUSBで接続して使用。

自分が聞いた限りではバランスタイプだと思います。
中音域あたりが目立つ印象。
見た目から「低音押しなのかな」なんて思ってましたけど、意外なことに低音域はそれほど目立たない。

それから高音域もそれほど主張してこない。
よって中音域が目立つわけですが、中音域が強いというよりも、低音域と高音域を抑えている結果、中音域がよく聴こえる、といった印象。

しかし高音域が弱めなせいか、音源によっては若干こもっている印象を受けることもあります。
高音域になるとK550のほうが上ですね。

流行りのポップスやボーカル曲なんかはATH-A500Zがいいけど、ヴァイオリンやピアノなどのクラシックはK550のほうが明らかに上。
ATH-A500Zは判りやすいパンチ力はなく、キャッチーでもない。
つまり、よく言えばバランス、悪く言えば特徴なし、です。
これがアートモニターなんですね。

でも別にネガティブな意味ではなく、むしろこの特徴の無さが心地よいです。
使用していて、とにかく疲れることがない。
特徴がないので、逆に何も気にすることなく使うことができる。

そんな感じの、長く付き合えそうな音質です。


結論 75/100点

100点満点中なら75から良くても80点といったところ。

デザイン良し、装着感良し、音質まあまあ。
これで10000円前後ならおおむね満足です。

それだけに、本当に残念なのはケーブル。
このヘッドフォンの使いやすさを思いっきり阻害しているので、とても残念。
いやほんと、なんでこんなケーブルなんですかね?
音質の問題なのか、製造面の問題なのか、知る由はありませんが、どうにかなりませんかオーテクさん。

このケーブルさえ我慢できるなら、良いヘッドフォンといえるでしょう。

というわけで、オーディオテクニカのヘッドフォン「ATH-A500Z」レビューでした。


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