狭山市立博物館「岩合光昭写真展 ネコライオン」に行ってきた
連休に入ったら「よっしゃ、写真撮りに行くぜ」なんて思っていたけど、なんか天気が良くない。
雨でも写真は撮れるけど、なんとなくそんな気分になれなかったので、代わりに写真展に行ってきました。
埼玉県の狭山市立博物館で開催中の企画展「岩合光昭写真展 ネコライオン」です。
入場料は300円。
まあ岩合光昭氏は有名なので今更説明する必要はないで省きますが、どういう内容の写真展かというと、名前の通り猫とライオンの写真がメインなのですが、これがただ写真を展示しているだけではないんです。
面白いポイントは猫とライオンの同じような行動や仕草を撮った写真を並べているところ。
例えばあくびのシーンですが、これが猫とライオンのあくびをしている写真を並べているわけですね。
しかもかなり近い構図で。
それが様々な仕草の写真が何枚も並べられていて、猫とライオンを見比べながら楽しむといった写真展です。
もちろん1枚の写真としても、とにかく猫とライオンの可愛らしさや面白さを前面に出した物が多いので、難しいことを考えずに楽しむことが出来ます。
やっぱり良い写真は見ていて楽しくなりますね。
逆に言うと、見ていて楽しい写真は良い写真なのだ。
よく陥ってしまうような、画質だのボケだのといった問題をすっ飛ばして、こういう楽しい写真を撮れるようになりたいもんです……
それにしても、猫とライオンって住んでいる土地も環境も全く違うのに似た行動をするのは不思議。
ライオンは群れを作るわけだから、猫とは違う生き方をしているはずだけど、こういった仕草には関係ないんですね。
猫もライオンも共に木に登るけど、降りるのは下手ってのは面白い。
そんなこんなでじっくりと見ていたら1時間弱くらい楽しめました。
300円にしては充分に楽しめるのでおススメ。
近所にこういう写真展があると嬉しいですね。
写真展って都会ばかりだから、なかなか行く機会がないから……
5/12までなのでこのゴールデンウィーク中がラストチャンスですね。
物販も少しありました。
写真集、ポストカード、スタンプ等。
せっかくだったので文庫版の写真集を買いました。
税込みで864円。
展示されていなかった写真も載っているのでおススメ。
個人的にはあくびの写真がお気に入り。
大きいサイズのも売っていました。
それから袋も特別製。
これじゃ捨てられないじゃん。
とっておこうっと。