第2回 失敗写真展
それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったから成功なんだよ。
トーマス・エジソン
エジソン、あんたが偉大なのは判っている。
しかし悲しいことに、人は同じ失敗を繰り返してしまうのだ。
というわけで、自分の失敗写真を振り返る
「第2回 失敗写真展」
今回も失敗写真を晒しつつ、自分で添削していこうと思います。
1枚目
主体がない。
おそらく、サビついた古い看板を見つけて何となく良いなと感じて撮ったと思うんですけど、いくら何でも遠すぎ。
これじゃ何を撮っているのかわからないですね。
せめて何の写真なのか判るようにしないと。
2枚目
全く持ってどうしようもない写真。
水面から枝が出ているだけ。
珍しい枝でもないし、水面も落ち着きすぎていて見るところがない。
そもそも、一目では水面と判らない場合もありそう。
この写真は近くの公園で練習として撮っていた時の1枚なので、そもそも誰かに見せようとは思っていない写真なんですけど、それにしてもれは無いですよね。
3枚目
白と赤の花のバランスが程よく収まっているなら良いんでしょうけど、これはバランスなんてレベルじゃない。
邪魔なだけ。
これなら白の花は入れないほうが良い。
それでも良い写真になるとは言えないけど、これより少しはマシになる。
色のバランス。
これ絶対に重要ですね。
4枚目 5枚目 6枚目
3枚まとめて。
それは「上側に謎の空間がある」という事。
この失敗、本当によくやってしまうんですよね。
判っていてもやってしまう。
気を抜くと写真の上側に謎の空間が出来ている。
これ、なんなんでしょうね。
撮っている時は「これで良し」て思ってしまうんですけど、帰ってPC画面で見るとがっかりの典型。
今までこの謎空間のせいでどれだけの写真を台無しにしてきたことか……
この謎空間、すぐに発生するので、常に意識していないといけませんね。
撮ったその場では「良し」と思っても、これまでの失敗を思い出してもう一枚、ちょっとだけ構図を変えて撮っておきましょう。
7枚目
これはリサイズした写真だとわかりづらいかもしれないですけど、何が失敗かって、ピントが合っていなんですよ。
ネズミの目に合わせたつもりだったけど、全く合っていない。
初歩中の初歩ですね。
ピントがずれているとどんな写真も台無しになる。
撮る時は細心の注意を払って撮ること。
……判っているけど、やっちゃうんですよね。
これは「判っている」ではなく「判ったつもり」なんでしょうね。
まとめ
失敗は尽きないですね。
そして同じ失敗を繰り返す。
エジソンのようになるべく前向きに考えるようにしていますけど、それでも気落ちすることがあります。
特に4,5,6枚目のような写真上に発生する謎空間。
これを発見すると本当に凹む。
昔は謎空間写真は見つけ次第消去していたのですが、最近では失敗を忘れないためにあえて保存しておくようにしています。
今回の失敗をまとめると、
- 主体をハッキリと撮ろう
- 色のバランスを考えよう
- 謎空間に気を付けよう
- ピントは写真の命
ですね。
というわけで「第2回 失敗写真展」でした。
3回目が無いことを祈る。